本利用規約(以下「本規約」といいます。)は、株式会社LATRIS(以下「当社」といいます。)が提供する構造知検索サービス「ラトリス(Latris)」(以下「本サービス」といいます。)の利用条件を定めるものです。
第1条(目的およびサービス概要)
- 本サービスは、公共記事等から構築されたデータ構造のグラフ(以下「World Graph」)を検索し、利用者の問いに対して関連する学術知見、構造の類似した事例、失敗の型、および統合的示唆を多層のレポートとして提示する構造知検索サービスです。
- 本サービスは独自の専用アプリケーション画面(ユーザーインターフェース)を提供せず、利用者が用意する対話型AIサービス(以下「外部AI UI」)に対し、MCP(Model Context Protocol)を介して接続し動作します。
第2条(定義)
本規約において使用する用語の定義は、以下の通りとします。
- ① 「本サービス」:当社が提供する、MCPを介して知識グラフの検索および関連情報の提供を行う「World Graph」サービスを指します。
- ② 「World Graph」:公共記事等から構築され、全利用者が共通して参照するデータ構造の知識グラフを指します。
- ③ 「パーソナルグラフ」:利用者の事業、価値観、判断の記録等から形成される、利用者のローカル環境にのみ保存される個人知識構造データおよび思考記憶を指します。
- ④ 「MCP(Model Context Protocol)」:外部AI UIと本サービス(MCPサーバー)との間で相互にデータ連携を行うための接続プロトコルを指します。
- ⑤ 「外部AI UI」:Anthropic社が提供する「Claude Desktop」等、利用者が自己の責任において用意し、本サービスとMCP接続して使用する対話型AIアプリケーションおよびその実行環境を指します。
- ⑥ 「契約者」:本規約に同意のうえ本サービスの利用を申し込み、当社と利用契約を締結した法人、団体または個人を指します。
- ⑦ 「利用者」:契約者からアカウント(シート)を割り当てられ、実際に本サービスを利用する者を指します。
- ⑧ 「シート」:本サービスを利用するために契約・発行されるアカウントの契約単位を指します。
第3条(利用契約の成立、シート数およびアカウント管理)
- 本規約に基づく利用契約は、申込者が本規約に同意のうえ、必要なシート数を示して当社が別に定める方法で申し込みを行い、当社がこれを承諾したときに、当該シート数に応じて成立します。
- 契約者は、発行されたアカウント(MCP接続用認証情報を含む)を割り当てる対象者(利用者)に対し、本規約の内容を周知し、これを遵守させる義務を負うものとします。利用者の本規約違反は、契約者自身の違反とみなします。
- 利用者は、本サービス(MCP接続等)を最初に利用した時点で、本規約のすべての条項に同意したものとみなされます。
- 発行されたアカウントは、割り当てられた利用者本人のみが利用できるものとし、複数人での使いまわし(共有)、第三者への譲渡、貸与、または転売を固く禁止します。
- 契約者は、当社が別に定める利用料金を、申し込みシート数に基づき当社が指定する決済方法および支払期日に従って支払うものとします。一度支払われた利用料金は理由の如何を問わず返金いたしません。
第4条(データ保護アーキテクチャおよびクラウド上の管理区分)
- 本サービスは、利用者の機微な情報を当社サーバーに保持しない非保持型設計を採用しています。利用者のパーソナルグラフは、利用者のローカル環境にのみ保存され、当社のクラウドサーバーへの保存、複製、バックアップ等は一切行われません。
- 当社のクラウド環境におけるデータの管理区分は、以下の通りとします。
【当社クラウドに保存するもの】
- ① World Graph(公共記事等から構築された共通データ)
- ② 契約者名簿(アカウント情報:氏名、連絡先メールアドレス、所属等)
- ③ 利用の運用記録(日時、鍵ID、応答時間、成否、エラー種別等のログ)
- ① パーソナルグラフ(利用者の機微な記憶・知識構造データ)
- ② 検索のために送信された問いの本文および構造化データ(処理完了後に即時破棄。エラーログにも非保持)
- 決済情報(クレジットカード情報等)は、当社が提携する決済代行事業者(Stripe等)が直接管理・処理し、当社はクレジットカード番号等の情報を自社で保持いたしません。
第5条(検索の問いの取扱いおよび認証通信)
- 検索のために送られた問いの本文およびその構造化データは、検索処理のために一時的に扱いますが、処理完了後は当社のクラウド上に保存されません。また、エラーログにこれらの問いの本文や構造化データが紛れ込むことのないよう、設計上の保護対策を講じています。
- 本サービスでは、実行のたびに「契約が有効かどうか」を当社のサーバーに確認する認証・ライセンス確認通信を行います。この通信で送信される情報はアカウントの有効・無効を判定するための情報に限られ、パーソナルグラフ等の機微なデータや問いの本文は一切含まれません。
第6条(記事の寄稿およびWorld Graphへの取り込み)
- 利用者は、公共知識に関する記事を、自身の Claude(Opus)等で要約・構造化したデータ(以下「寄稿データ」)として、当社の寄稿受付へ送ることができます(寄稿データは次回の月次取り込みまで保存されます)。
- 利用者は、寄稿データが以下の要件を満たすことを保証するものとします。
- (1) 公共の知見・事実に基づき、利用者自身の言葉で要約または構造化されたものであること(他者の著作物の不当な複製・無断転載でないこと)。
- (2) 個人情報、機密情報、または第三者の著作権、名誉、プライバシーその他の権利を侵害する内容を含まないこと。
- 当社は、寄稿データの採否を当社の裁量により判断します。寄稿の受付はWorld Graphへの採用を保証するものではなく、個人情報保護、秘密保持、データの正確性その他の観点から採用しないことがあります。なお、当社は採否の理由についての説明義務を負わないものとします。
- 利用者は、寄稿データを送信した時点で、当社が当該寄稿データを整理・加工のうえ World Graph へ取り込み、全利用者に共通して提供・共有・参照させることについて同意したものとみなします。また、利用者は、寄稿データ単体の権利を主張して、当社または他の利用者による World Graph の利用・運用を妨害しないものとします。
- 寄稿データを取り込んで構築された World Graph データベース全体の管理権、構成上の知的所有権(データベースの著作権等を含む)は、当社に帰属するものとします。
第7条(利用環境および言語処理の帰属)
- 契約者および利用者は、本サービスの利用にあたり、Anthropic社が提供する「Claude」の「Opus」モデルを「思考モード」で運用可能な環境(外部AI UI)を自己の責任と費用において準備するものとします。
- 本サービスにおける「文章理解」「問いの構造化」「多層レポートの生成」等を含むすべての高度な言語処理・意思決定プロセスの実行主体は、利用者の環境下で動作する Claude(Opus)であり、本サービスはWorld Graphデータへのアクセスおよび検索結果の出力のみを担います。
- 利用者が使用する外部AI環境の障害、仕様変更、API利用料金の発生等について、当社は一切の責任を負わないものとします。
第8条(秘密保持および利用ログの取り扱い)
- 契約者および利用者は、本サービスの利用に関連して当社より開示された非公知の情報を秘密として保持し、当社の事前の書面による承諾なく第三者に開示または漏洩してはならないものとします。
- 当社は、第4条第2項に基づき取得する利用の運用記録(ログ)について、本サービスの提供、認証、セキュリティの維持、ならびに本サービスおよびWorld Graphの機能向上・品質改善の目的にのみ利用します。
- 当社は、前項の運用記録を、個人、契約者または利用者が特定できない統計情報・匿名化情報に加工したうえで、制限なく利用および公表できるものとします。
第9条(反社会的勢力の排除)
- 契約者および利用者は、自らおよびその役員・従業員が、暴力団、暴力団員、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴力集団等(以下「反社会的勢力」)に該当しないこと、および資金提供その他を通じて反社会的勢力の維持・運営に協力・関与していないことを表明し、将来にわたっても保証するものとします。
- 契約者または利用者が前項に違反したことが判明した場合、当社は催告を要することなく直ちに利用契約を解除し、アカウントを停止することができるものとします。
第10条(禁止事項および利用停止)
- 契約者および利用者は、本サービスの利用にあたり、以下の行為を行ってはならないものとします。
- ① アカウント(認証情報)の複数人での使いまわし、譲渡、貸与行為
- ② 個人情報・秘密情報を含む記事の寄稿、または第三者の権利を侵害する寄稿
- ③ World Graphデータに対する過度なリクエスト負荷をかける行為または不正アクセス行為
- ④ 本サービスのデータ構造、ノード定義、またはアルゴリズムをリバースエンジニアリングする行為
- ⑤ 法令、公序良俗に反する目的、または第三者の権利を侵害する態様での利用
- 当社は、契約者または利用者が禁止事項に違反したことを確認したとき、または違反の恐れがあると判断したときは、事前に通知することなく、該当するアカウントの停止、契約の解除、その他本サービスの利用を停止する措置をとることができるものとします。
第11条(本サービスの内容と免責)
- 本サービスが提供するレポートは判断を支援する情報であり、その正確性、完全性、特定目的への適合性を保証するものではありません。また、医療、法務、税務、投資その他の専門的資格を要する助言を代替するものではありません。
- 当社の責めに帰すべき事由による場合を除き、本サービスの利用により契約者または利用者に生じた損害について、当社は責任を負いません。
第12条(本サービスの変更・停止および中断)
- 当社は、定期もしくは緊急のシステム保守・メンテナンス、MCPプロトコルの仕様変更、データの更新、その他運用上または技術上の理由により、利用者に事前に通知することなく本サービスの全部または一部の提供を停止または中断することができるものとします。
- 前項に基づく本サービスの停止、中断、遅延または変更によって契約者または利用者に生じた損害について、当社は理由の如何を問わず一切の責任を負わないものとします。
第13条(損害賠償の制限)
法令の適用その他の理由により当社が契約者または利用者に対して損害賠償責任を負う場合であっても、当社が負う賠償責任の範囲は、当社の故意または重過失による場合を除き、当該損害発生時点から遡って12か月間に契約者が当社に支払った利用料金の総額を上限とします。
第14条(規約の変更および準拠法・管轄裁判所)
- 当社は、必要と判断した場合には、契約者および利用者に事前に通知することなく本規約を変更することができるものとします。
- 本規約の解釈にあたっては、日本法を準拠法とします。
- 本サービスまたは本規約に関して紛争が生じた場合、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。